レシピ本書評②ーバニラヨーグルトチーズケーキ
アウトプットにお付き合いください。
あたらしいチーズケーキ
あたらしいチーズケーキ はじめて出会う味、配合、素材使い /家の光協会/中川たま
バニラヨーグルトチーズケーキ
このレシピの何が新しいかっていうと、クリームチーズよりもサワークリームのほうが多く、さらにヨーグルトも入るところ。
多くのレアチーズケーキのレシピはクリームチーズが一番多く、次にヨーグルト、サワークリームの順です。(サワークリームは入らないことも多い)
このレシピのよかった点は、
- サワークリームを大量に入れることで、くちどけがよくなり、さっぱりとして、甘くてふわふわのスポンジ生地とよく合う。
- ゼラチンの比率もちょうどよく、ゼラチン特有のプルプル感がなくて良かった。
- バニラの香りがよく、酸味主体のアパレイユを食べやすくしている。
もし次作るとしたら・・・
- 砂糖をもう少し増やす。僕はさっぱりしてて好きだったけど、食べさせた人は酸っぱいっていう人が多かった。このレシピ自体の砂糖の割合が少ないわけではないけど、酸味が強い分、甘さが少なく感じたみたい。
- 10%の糖分の生クリームを乗せる。白に白だから見た目には映えないけど、たぶんおいしいと思う。
スポンジケーキを作る手間はあるけど、余ったスポンジはティラミスとかに使えるから自分的にはおっけー。
酸味を増やしたいときにレモン汁を増やすのではなく、サワークリームを多めに使うという方法もあるのだなと。
ではまた。
レシピ本書評ーあたらしいチーズケーキ①
今日は書評みたいなやつです。
あたらしいチーズケーキ
お家でデリ風♪揚げナスの柚子胡椒サラダ
今日は見た目がいい系のサラダ。
ナスは油で揚げ焼きにして、あっさりめの調味料でマリネします。油を含んだナスは少し味付けしただけでも十分おいしいので、あまりガツンとした味付けはしません。
その代わり、柚子胡椒とごま油で風味をつけ、味に奥行を出します。油で揚げたのにまた油かよと思いますが、ごま油は加熱しすぎると香りが飛んでしまう代物。仕上げに加えることで風味が生きてきます。
細かく刻んだトマトとレタスはなくても大丈夫。あればいろどり豊かになります。難しくないので、お弁当やあと一品足りない時に試してみてください(。
ではまた。
チーズケーキ用シュトロイゼルボトム
今日は滑らかなチーズケーキにぴったりのサクサクシュトロイゼルボトムのつくり方を紹介します。
シュトロイゼルボトムはかなり考察を繰り返してきました。そのまま食べてもおいしいので、チーズケーキ用でなくても作ってほしいです。
焼き色をあまりつけすぎると焦げ臭くなってしまうので、もうちょい焼きたいなーくらいで止めること。焼いてる最中に焦げ臭くなったらやりすぎです。
塩が入っているので、甘めのアパレイユとも相性がいいです。分厚く焼き上げるため、クッキーの存在感のある仕上がり。
単体で食べてもとても美味しいシュトロイゼルボトム、お試しください。
では。
とろける半熟チーズケーキ
ここ最近同じようなレシピでちょっとづつ配合、焼き時間、ボトムを変えてベイクドチーズケーキを焼き続けていたんですけど、いい感じのができたので覚書。
ポイントはトレハロースをいれることと、ボトムのシュトロイゼルの厚みをしっかり持たせること。焼き時間は生地が膨らむくらいやってしまうとやりすぎて固くなってします。
下にアパレイユだけのレシピはのせます。
シュトロイゼルボトムもレシピに書きたいけど長くなるので、グラハムクッキーボトムに変更してレシピ化しました。あまりボトムから作る人は多くないから。
焼き色にとらわれず、生地が大きく膨らむ前に加熱をやめたほうが無難。いい焼き色を付けるならもう少し短めに低温加熱したあと、高めの温度で焼き色だけつけるとか。まだまだ工夫の余地があります。
オーブンのくせがすごいのはどこの家庭も同じなので、膨らまない程度、かつ中心が少しフルフルするくらいで調節してください。
ではシュトロイゼルボトムはまた今度。
最後にカメラで遊んだやつをのっけときます。強そうに撮ってみた。
甘くておいしい♪卵焼き
今日は砂糖が多くてしっとりした卵焼きのレシピを紹介。
お寿司屋さんで出るようなおいしいやつです。砂糖が多いと冷めてもしっとりしてておいしい!お弁当や箸休めにおすすめです。
甘くておいしい♪卵焼き
卵を甘くする意味は、しっとりと仕上げ、冷めても固くならないようにすること。ケーキやお菓子とも通じる理屈です。
コツは、一番最初に入れるときだけ、フライパンを濡れふきんでかるく冷ますこと。熱々のフライパンにいれてしまうと砂糖の多い生地は急激に焦げます。最初の一巻き分以降はフライパンの温度が適度に下がるため、冷やさなくて大丈夫です。
わりとしっかりめに焼いてもおいしいですが、てばやく巻いて半熟風もおすすめ。大根おろしや醤油は合いません。
子供受けする味なので、ぜひつくってみてください。子供はいないので想像です。
シュトロイゼルボトムの考察
究極のベイクドチーズケーキを作るため、現在はボトムの研究をしてます。何回かシュトロイゼルサブレは焼いているのですが、結構奥が深くて。
基本は小麦粉:アーモンドパウダー:砂糖:バターを等量で混ぜるのみ。シュトロイゼルの材料はどこを見ても似たようなものです。あとは塩が入ったり入らなかったり。
私が試したシュトロイゼルの応用は以下の通り。
使う小麦粉:薄力粉or強力粉
薄力粉を使ったほうがサックリ、強力粉はザックリになります。ここはお好みで。アパレイユの水分が多ければどちらもしけってしまって大差ないです。強力粉にすると粉の味が強く出る気がします。噛み応えのある生地になる感じ。
砂糖:カソナードorグラニュー糖
カソナードなら焼成後も砂糖の結晶を残した状態で焼きあがるのでザクザク(がりがり?)、グラニュー糖は生地となじむのでサックリ焼きあがります。カソナードは砂糖のガリガリ感がありますが、生地自体の硬さはグラニュー糖のほうがあるような気がします。カソナードは生地自体がホロっと仕上がる感じ。
シュトロイゼル自体が結構甘めの生地なので、カソナードくらいコクがあるほうがアーモンドの香り、バターの香りとの調和がいいかもしれません。
アパレイユを甘めに仕上げるならカソナードで、さっぱりさせるならグラニュー糖という使い分けもいいかも。
シュトロイゼルボトムはそれ自体がとても美味しいので、あまり個性が強くないほうが繊細なアパレイユとは合う気がします。
混ぜ方:フードプロセッサーorヘラ
フードプロセッサーですべての材料がまとまるまで回すと、グルテンが極限まで作られないためか、サックリ仕上がります。ヘラでポマード状にしたバターにすべての材料を混ぜる作り方だと、多少のグルテンが作られるためか固めの焼き上がりになります。
フードプロセッサーで混ぜた強力粉の生地よりも、ヘラで混ぜた薄力粉の生地のほうが固かったです。
なめらかなアパレイユと合わせたいのでカリッとした食感のボトムがいいかと思い、強力粉、グラニュー糖、ヘラで作ったシュトロイゼルで今度レシピ化しようかと思います。
今日はこの辺で。