出来立てが至高!ふわっふわ台湾カステラ
台湾とか韓国で流行したものって、遅れて日本で流行りますよね。
タピオカの次にくると言われていたのがチーズティー、台湾カステラですね。
チーズティーは本当に流行ったかいまいち分かりませんが、台湾カステラは確実に流行ってる感あります。私の中では。
数か月前に家族で台湾カステラブームが起こりまして、その時に考案したレシピを今日は紹介します。
お菓子が好きな方は作って出来立てにかぶりついてください。
コツはメレンゲ!ふわふわ台湾カステラ
台湾カステラの一番のコツはメレンゲです。一般的にメレンゲを作るときは固く泡立てますが、台湾カステラではかなり柔らかめに仕上げます。
固い、しっかりとしたメレンゲは生地を大きく持ち上げてくれますが、水分の多い生地だと激しく焼き縮みを起こしてしまうため台湾カステラには向きません。
材料(18cm丸型)
◉卵 4個
◉サラダ油 50g
◉牛乳 70g
◉薄力粉 50g
◉バニラエッセンス 5振り
◉練乳 50g←絶対必要
◉砂糖 50g
作り方
① サラダ油は耐熱ボウルにいれ、600wで40秒ほど温める。そこに薄力粉をふるいにかけながら加え、よく混ぜる。オーブンを150度で予熱し、湯せん用のお湯も沸騰させ、熱々の状態からすこし冷ましておく。(60度くらい。熱々じゃなきゃいい。)
② 卵を卵黄と卵白に分け、卵黄は①のボウルに入れる。卵白は大きめのボウルに入れる。牛乳、バニラエッセンス、練乳を①のボウルにいれ、よく混ぜる。
③ 卵白はまず、砂糖を入れる前にハンドミキサーで泡立てる。2分くらい泡立てたら、砂糖を一気に加え低速で泡立てる。
④ スイッチを止め、ハンドミキサーを持ち上げたときにスーっとメレンゲがミキサーについてきて、角が立たないくらいに泡立てる。写真くらいでも泡立てすぎ。
これくらいでも多少縮みますが大丈夫。
⑤ メレンゲをボウルの外側から1/3量くらい、ヘラですくいとり卵黄のボウルに加え、泡だて器でよく混ぜる。外側のメレンゲはキメが荒いのでここでつかう。
⑥ 今度は反対に卵黄のボウルの中身をメレンゲのボウルに一気にくわえ、たまにヘラで底に沈んだ生地を持ち上げながら泡だて器で手早く均一に混ぜる。
⑦ 型に流しいれる。ここでのコツは、ボウルに残った生地はヘラで集めない。自然にボウルを傾け、型に落ちていかない分は捨てる。もったいないけど、焼き上がりのふわふわ感のための必要な犠牲。生地を入れ終わったら10cmくらいの高さから3回くらい落として大きめの気泡つぶしをする。
⑧ 型より多い目のバットや型に湯をはり、そこに18cm型をいれてオーブンへいれる。150℃で1時間湯せん焼き。
⑨ 焼き上がったらすぐに型からだし、出来立てを召し上がれ!
文字に起こすとコツが多いこと多いこと。
- 練乳をいれることでとってもミルキーでおいしくなります。
- 卵白はかなり緩めに。
- 湯せん焼きのお湯は少し冷まして。
- メレンゲと生地を合わせるときはへらで混ぜない。泡だて器でしっかり混ぜてしまう。
- ボウルから型に流したら、ボウルに残った生地は入れない。
ほんとにコツが多くて多くて、簡単とは程遠い。
とはいえ確実に幸せになれるなら、手間をかけてもよいと思うのです。